リーダーの2つの資質 後編
<温かさは強さに勝る>
人々を統率する前に心を通わせることの重要性が、
さまざまなシチュエーションで温かさの優位性が確認できる。
マネジメントをする場合は、温かさで築いた信頼関係によって情報共有が円滑になり
カンニングやデータ改ざんをしない誠実な行動ができるようになる。
人間には仲間にはいること、すなわち帰属意識が必要だ。
共同体感覚を一人で持つことが理想であるが、普通に生きている人には
なかなかできることではない。
リーダーと人々は仲間であるということを、リーダーが理解し、
ごく自然にそのように行動できることが必要だ。
リーダーと人々が対立しながら支配するような組織は奴隷制度に近いものになる。
奴隷は「無能になりきってとりあえず従う」or「革命を起こす」のどちらかで
命令された作業について伸びることはない。
勉強をさせる場合、このようになっていはいないか?
リーダーは人々の仲間であり、我々という意識を常に持たなければいけない。
また、行動を変えたい場合は「対話」以外に方法はない。
対話が有効になるのは信頼関係がある場合なのだ。
信頼関係は温かさが必要である。
温かさ、信頼関係のような非認知的な関係性がいかに大切が理解いただけただろうか。
温かさ・信頼関係の築き方についてはアドラー心理学「嫌われる勇気」を
オーディオブックで50回くらい繰り返しきけばぼんやり輪郭が見えてくるはず!