数学はいつの間にか苦手になる。苦手になる原因とその時期を探る
最終更新: 2019年10月13日
1.いつから苦手なの?
数学は急にできるようにならない。
いや、それよりも今回のお題に合っているのは
数学は急に苦手にならない、だ。
まだ誰もきづかいないところで
ゆっくりとゆっくりとできなくなっていき、、
そして気づいた時には手遅れになっている。
そう、それが数学なのだ。
今回はその仕組みについて話していこうと思う。
2.「90%の理解」それってイケてる方?
週の数学の授業で90%のことを理解している子がいる。
その子は絶対に数学ができなくなる。
なぜ?
数学はほとんどの知識に関連があって、前回の内容の上に知識を積み立てていく教科だ。
1回目は90%でも、2回目は90%のなかの90%の理解になり
3回目には90%の90%の90%の理解になる。
そのまま一ヵ月経つと90×90×90×90で65.6%
もう半分強しか理解できなくなっている・・・
(これ自体がわからない大人はもう1度勉強しなおそう)
7週間で47.8%にまで落ちるので
そろそろ「数学わかない」と自分で気づくころだね。
理解が95%のとき14週間(3.5ヵ月)で理解は50%を下回り、
98%のときでも35週間(約9か月)で理解が50%を下回る計算だ。
このようにして割かしサボっている自覚がなくても苦手科目へと変わっていく。
数学ができる人からすると、
教科書の内容は常に100%が当たり前でわからない部分があるなんてあり得ないんだよね。
これ数学の怖いところだ。つねに完璧を求められる。
3.もしも苦手と感じたら
苦手になるプロセスが分かったら解決方法もわかるよね?
目の前の定期テストは一度あきらめるしかないかもしれない...
まず覚悟を決めて、勇気をだす。
出来なくなり始めたところを探して、大昔まで遡って勉強しなおすのだ...!!
